山椿開 つばきはじめてひらく

季節の花、茶花にも山茶花

11月上旬の立冬(そうこう)のころ、
七十二候の初候では
「山椿開」(つばきはじめてひらく)

時期は、おおよそ11月7日~11月11日ごろ。
椿(つばき)とありますが、
山茶花(さざんか)のことをいいます。
赤や白の色の山茶花の花がそろそろ咲き始めます。
庭木や中央分離帯などでも見かけ、寒い時期、
色のある花が咲いているのを見ると
うれしい気持ちになります。

立冬、冬の風景へ
年末年始の準備、考え中 二十四節気での立冬(りっとう)、 2023年の立冬は11月8日(水曜日) 街路樹のポプラもケヤキやイチョウなど、 葉が赤や黄色の紅葉をみせ、 そして日に日に、落ち葉の風景へと ...

さざんかもつばきも、趣のある落ち着いた花。
お茶をたてる席などで、この季節ならではの
茶花(ちゃばな)としてもよく合います。

そして、「さざんか」<と「つばき」、
よく似ています。
さざんかもつばきも同じツバキ科ツバキ属。
簡単な見分け方としては、葉の大きさ。
さざんかの葉はつばきの葉より少し小さめ。
また、開いた花の形がつばきは花びらが
平たくならず、包まった様な形をしています。
でも、それでも見分けられない時は、
「きれいな花」として眺めることに。


椿(つばき)
山茶花(さざんか)