こよみ

こよみ

清明、春を告げるツバメ

春になり、日差しがあたたかく感じられるころ、どこからともなくツバメが姿をあらわしはじめます。木々の緑がこくなりまじめるころ民家の軒下やまち中のアーケードなど、あちこちでツバメが巣づくりをする姿を見かけるようになります。
2023.03.25
こよみ

春分、お花見の季節

お花見や春の行事で外にいても春、お花見に絶好の時期。山野草でもカタクリの花が見ごろになります。ユリ科カタクリ属の多年草、花びらが反り返りうつむいた様に咲くカタクリの花は可憐で春に見たい花のひとつです。
2023.03.18
こよみ

小満、べにばなの花

気温も過ごしやすい季節、このころは紅花の花の咲くころ。紅花はベニバナのとおり、濃い黄色の花を咲かせます。葉には少しトゲがあり、この花を摘み紅の原料とされてきました。
2023.03.10
こよみ

雨水、もうすぐひな祭り

寒い冬から春になり、冷たい雪が雨に変わり木々や草木も芽吹き、大地も少しづつ緩みます。春らしく霞のかかる風景も見られる季節と変わります。3月3日はひな祭り、桃の節句とも呼ばれる春の行事です。
2023.02.19
こよみ

はるかぜこおりをとく 東風解氷

2月上旬の立春(りっしゅん)のころ、七十二候の初候では 「東風解氷(はるかぜこおりをとく)」 東風は春風のことを言い、ふく風が少しづつ暖かく感じられるようになります。あたたかい風が吹くごとに凍っていた氷もとけだしてくる時期です。 立春を...
2023.02.10
こよみ

立春、梅の咲くころ

寒く厳しい冬から春へと少しずつ移っていく時期。まだまだ寒さはありながらも、うぐいすの声を聞けば気分はすっかり春。山や林や平地でも見かける事ができ、春先には木に花の咲いた枝にとまり美しい鳴き声を聞かせてくれます。
2023.02.03
こよみ

大寒を過ぎると、もうすぐ節分

大寒の寒さを少し過ごした2月3日は節分。時期には各地でみられる豆まきの風景「福は内、鬼は外」という恒例の行事です。風習では家の入口に鬼が嫌いとされるイワシの匂いと柊のトゲの意味で柊(ヒイラギ)の枝に鰯(イワシ)の焼いた頭を差して飾ります。
2023.02.03
こよみ

さわみずこおりつめる 水沢腹堅

1月下旬の大寒(だいかん)のころ、七十二候の次候では 「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」 春の兆しは少しづつ感じながらも、寒さは続きます。沢の水はとても冷たく、厚い氷が張りつめている頃のこと。 「明日には最強の寒波到来」など、ニュース...
2023.01.26
こよみ

ふきのはなさく 款冬華

1月下旬の大寒(だいかん)のころ、七十二候の初候では 「款冬華(ふきのはなさく)」 ふきのとうは寒い冬に小さな花を咲かせ、春の始まりを教えてくれます。 良く知られる「ふき」の花芽が「ふきのとう」。 冬に黄色い花芽をつけるので冬黄(ふき)と...
こよみ

小寒、春の七草で七草がゆ

1月7日は「七草」。七草がゆを食べる日。「一年、何事もなく過ごせますように」と無病息災を願い、春の七草を入れた七草がゆをいただきます。春の七草にもあるせりは水田や水辺、湿地帯などで多く育ち独特の良い香りがします。
2023.01.02
こよみ

冬至にゆずのお風呂で温まる

冬至は昼の時間がいちばん短い日で柚子湯に入るという習わしがあります。柚子は中国原産にミカン科ミカン属、木の枝には長いトゲがあり冬至の柚子湯に使う黄色い色の黄ユズは9月~10月ごろからが収穫の時期。
2022.12.20
こよみ

大雪、すっかり冬景色

2月になると眺める山々の風景もすっかり冬景色になってきます。大雪の文字どおり、寒さが大きく感じられます。寒さの厳しい時期になりました。そんな寒い日には、温かい飲み物で体の中から温かく。柚子の実と皮を細かくきざみ、氷砂糖と一緒に入れること数週間で飲みごろに。
2022.12.05