認知機能の低下のリスクと聞くと気になる
毎日食べる色々な食材、おいしいのはもちろん、健康のためや体調、
美容など目的もいろいろです。
ある研究によると
「フラボノイドを最も多く摂取した人は
最も少なく摂取した人と比べて、
認知機能の低下のリスクが20パーセント
低いことが明らかになった」と。
また、アントシアニンでも同じく最も多く
摂取した人と最も少なく摂取した人と比べて
24パーセント低かったともありました。
気になることです。
季節ごとに出回る旬の果物や野菜など、
見た目からも元気になるカラフルな食品を
今まで以上に意識して食べたくなります。
盛り付けや献立を考えるとき、
見た目もキレイという事が結果、
体にも良いという事になるようです。
[ファイトケミカル]
ファイトケミカルは人体に入ると抗酸化力を発揮して、活性酸素の攻撃から細胞を守ります。βカロテンの抗がん作用はよく知られていますが、βカロテンもファイトケミカルの一種です。ファイトケミカルはがんを予防するだけではなく、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、血管障害などの生活習慣病の予防のほか、老化防止にも有効です。また、種類によって固有の働きをもちます。ファイトケミカルは従来の栄養素のように、摂取量が少ないからといってすぐに病気や欠乏症を引き起こすことはありません。活動のためのエネルギー源にもなりませんが、健康を保つためには必須の成分です。そのため、いまでは第7の栄養素と呼ばれています。日本語では「植物由来の抗酸化栄養素」ということになります。
引用元:最新栄養成分辞典 株式会社主婦の友社
[ファイトケミカルは色でわかる]
ファイトケミカルは種類が多く、分類がなかなか難しいのですが、おおよそのことはその野菜や果物の色でわかります。ファイトケミカルは植物の色素を構成するものだからです。たとえば、オレンジやパパイア、にんじんなどのオレンジ色の果物や野菜には、カロテノイド系ファイトケミカルであるβカロテンが多く含まれています。、また、トマトなどの赤い色が示すファイトケミカルは、やはりカロテノイド系のリコピンやカプサイシンです。このほか、黄色いフラボノイド、青いアントシアニンなどがあります。
引用元:最新栄養成分辞典 株式会社主婦の友社