大きなびわの木には、濃い緑の葉が茂り、黄色みがかった橙色の実がだくさんついている頃。
びわの時期です。
ほんのりとした甘さと酸味のあるびわ、
楽器の琵琶の形に似ていることから「びわ」とされたと伝えられています。
では早速、先ずはそのまま頂き、あとは、コンポートを作ります。
作り方、分量は自分好みの大体です。びわは半分にしてから皮をむき種を取ります。あとは水とグラニュー糖は適量、レモン汁少々を入れて10分ほど煮ます。容器にシロップも全部いれて冷蔵庫でしばらく冷やせば出来上がり。
今日は、白玉だんごを作って、びわのコンポートに添えて「いただきます」。
びわには、熱を取り、のどの渇きをいやす効果
[びわ]
涼性のため、微熱があったり、ほとりやすい人に適した果物です。熱を取り、のどの渇きをいやす効果があります。乾燥による咳などを止める働きもあります。また、胃の気をおろす作用があり、しゃっくり、吐き気を止めて食欲不振を改善します。びわの葉は江戸時代から、咳・痰を鎮め、疲労を回復する薬として使われてきました。
引用元:薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖 西東社