しその香り

メニューで何かと使う大葉。
これからの時期の麺類や冷ややっこなど、
薬味としても欠かせないひつとです。

紫蘇は葉が赤い赤紫蘇と葉が青い青紫蘇
があり、青紫蘇は葉が緑色をしているしそ
の品種、大葉（おおば）と呼ばれます。
香りとさっぱりとした味が特徴。
一年を通して薬味以外にも料理のメインに
使われることもあり、さっぱりとした味は、
和風のから始まりどんな料理にも合う万能
な食材です。

そして、赤紫蘇は葉が紅紫色をしている
しその品種。
香りが強く、特有の酸味があるのが特徴。
主に紫蘇の葉は漬物の紫蘇漬けや梅干し
作りなどに使われます。

赤紫蘇と青紫蘇、それぞれの色や特性に
応じて料理に使い分け、風味を引き立て
てくれる重要な役割を果たしています。

[しそ（大葉）]

しそには、青じそ、赤じそ、穂じそなどの種類がありますが、よく料理に使われるのh青じそ。独特の香りのもとはベリラアルデヒドという成分で、抗酸化作用があり、老化防止におすすめです。刻むと香りが立ち、効果もアップ。防腐作用もあり、刺身などによく添えられるのはこのためです。同じく抗酸化作用のあるβカロテンも多く、細胞の酸化を防いで美肌作りやアンチエイジングに役立ちます。そのほか、脂質の代謝を促すビタミンB2やビタミンC、カルシウム、鉄などもミネラルも比較的多く含みます。オメガ3脂肪酸の仲間のαリノレン酸も含まれ、動脈硬化を予防し、血液循環を良くする働きが期待できます。

保存法：湿らせたベーパータオルで一枚ずつ包み、ラップをして野菜室へ。

選び方：切り口が変色していないものは新鮮。葉に斑点があるものは鮮度が落ちているため、避けます。質の良いものは、葉がピンとして、みずみずしい緑色をしています。
引用元：食材辞典　株式会社学研プラス