時期には道端や草むらなどに日に透けて光る
エノコログサをあちらこちらで見かけます。
エノコログサは1年草。
春ごろの発芽し、
夏から秋ごろに花穂をつけますが、冬には
枯れてしまいます。緑色や少し茶色の
エノコログサは、秋ごろまで見られます。
猫をじゃらすのに使うふさふさした部分には、
よく見ると小さな花がたくさんついています。
野草や雑草をみると、時々ちょっと
懐かしい気持に。
秋の七草にもある「なずな(別名:ぺんぺん草)」
では、三角形のような実の部分を少しのばして、
カラカラと音をさせて遊んだのを思います。他、
オオバコやクローバー(シロツメグサ)などでも
遊びかたは色々。
道など傍らに咲いてる何気ない野草や雑草も、
七草やハーブなどのひとつであることも沢山。
少し涼しい時には、ウォーキングを兼ねた散歩へ、
図鑑をポケットに入れて。
[エノコログサ (狗尾草、犬子草) ]
細い茎はよく枝分かれして下部で倒れ、上部は直立し、剛毛が多数ある緑色の円柱状の花穂(かすい)をつけます。小形で輝くキンエノコロもあります。名は「狗(犬)の子草」の意味で、毛に覆われた花穂を子犬の尻尾に見立てたものです。また、この穂でネコをじゃらして遊ぶことから、ネコジャラシとも呼んでいます。
別名:ネコジャラシ
分類:イネ科/エノコログサ属
引用元:野草・雑草の事典 株式会社西東社