効率よくエネルギー源になり、水分も約90%
この時期は、
「なし」が店頭で沢山ならぶようになりました。
独特な食感は、特別です。
シャリシャリとした歯ごたえと、すっきりとした甘さ、
そしてとてもみずみずしい水分。
品種も変えて食べると、酸味と甘さのあるものや
やわらかい感じの食感のものなど。
ぶどうの季節
ぶどうの皮の表面に粉、鮮度がよい証拠 おいしい「ぶどう」の季節。 それそれのぶどう園では、ぶどう狩りも始まり、いよいよシーズンです。 時期によってぶどうの品種も段々と変わり、9月中旬や10月まで楽しめ...
また、なしは生で食べるほか、
なしを使ったレシピも沢山あります。
よく作るのはコンポート。
作り方も材料も簡単、作っておくと便利です。
白玉になしのコンポートは白みつで。
パンにいれたコンポートも相性よし。
やさしい甘さと食感がポイントです。
時期は10月ごろまで、
美味しいなしは、まだ味わえそうです。
血管を動脈硬化から守る作用が期待されます
[なし]
日本では、なしといえば「日本なし」を指します。幸水(こうすい)や豊水(ほうすい)、二十世紀など多くの品種があります。なしにはざらざらとした独特な食感がありますが、これは「石細胞(せきさいぼう)」という果肉の細胞壁によるもの。その細胞内に、リグニンやペントザンなどの難消化性の食物繊維が含まれています。消化されにくく、腸を刺激するため、便秘の予防・改善に役立ちます。成熟するにつれて、繊維質は減少します。水分も約90%と多く、利尿作用があり、またカリウムも多いことから、血圧が気になる人におすすめです。フラボノイドのエビカテキンも含み、血管を動脈硬化から守る作用が期待されます。さらに、吸収がよい果糖がおおいので、効率よくエネルギー源になります。
引用元:食材辞典 株式会社学研プラス