菜の花に感じる春の色



春らしい菜の花。
菜の花としてみるのはもちろん、食用として時期になると店頭にもならび春を感じさせてくれます。

葉物としておひたし、炒め物、スープなどいろいろ、使いやすい食材です。この時期に多く見るので栄養成分を調べてみると、とても効果のあるということ。
早速いただきます。

菜の花

菜の花 ビタミンCで美肌に。

菜の花とは、もともとアブラカナ科の植物全般を意味しますが、現在野菜として流通しているのは、菜種の若いつぼみと茎を摘んだものです。ほろ苦い味わいと香りが春の訪れを感じさせますが、栄養面では非常に多くのビタミンCが含まれています。抗酸化作用、美肌や免疫力アップ、血管を強くするなど、さまざまな効果があります。造血作用のある葉酸も多く含まれており、貧血の予防におすすめです。カリウムも多く、むくみの解消や体内の余分なナトリウムを排出させて血圧を下げる手伝いをしてくれます。また、菜の花にはほかにピリッとする辛みがありますが、この辛み成分はイソチオシアネート。がんの予防効果が期待されています。

引用元:食材辞典 株式会社学研プラス