冬至にゆずのお風呂で温まる



二十四節気での冬至は一年で昼の時間がいちばん短い日。
2023年の冬至は12月22日(金曜日)

この日には、柚子湯に入るという習わしがあります。

柚子は中国原産にミカン科ミカン属、木の枝には長いトゲがあります。
冬至の柚子湯に使う黄色い色の黄ユズは9月~10月ごろからが収穫の時期。ミカン属を湯船に浮かべ柑橘の香りの湯舟につかれば、寒さも忘れて温まれるひと時を。

そして柚子はほかにも食べかたも色々。

砂糖や氷砂糖に柚子をつけるだけで出来るのゆずシロップはとても簡単でお湯で割ったゆず茶などに。柚子の皮を千切りにして砂糖で煮ればゆずピールやジャムにも。
柑橘系の柚子は皮も実も丸ごと食べられます。甘いデザート類や大根にゆずの皮をつけた漬物やゆず味噌にして田楽、柚子胡椒で鍋の薬味などにも、食べ方は広がります。

七十二候では
「乃東生」(なつかれくさしょうず)
「麋角解」(さわしかのつのおつる)
「雪下出麦」(ゆきわたりてむぎのびる)

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