水始涸 みずはじめてかるる

華やかな赤の色が広がります


9月中旬の秋分(しゅうぶん)のころ、 七十二候の末候では
「水始涸」(みずはじめてかるる)

時期は、おおよそ10月3日~10月7日ごろ。
目にする田んぼの風景も変わってきました。
この前までは、収穫を迎えていた稲穂も
刈られ、田んぼの縁には、彼岸花の赤色が
見ごろを迎えて咲いています。

気温だけではなく、いつも通る道沿いの風景、
すっかり秋らしくなっていました。
彼岸花は別名で 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)や
リコリスとも呼ばれます。

見ごろと言えば、埼玉県日高市の
曼殊沙華の里「巾着田」。
曼殊沙華の群生した風景は圧巻。
散歩気分で、花を眺めてのんびりと過ごす時間、
のどかな秋です。


曼殊沙華(彼岸花・リコリス)

[リコリス(曼殊沙華・彼岸花)]

リコリスとはヒバンバナやナズナズイセンなどの総称で呼ばれる名前です。日本の河原などや山野に自生しているものを多く見かけます。花色のバリエーションも豊富で花壇などに利用されることが多いようです。日なたでも半日蔭(はんひかげ)でも育ちます。植えつけは7~8月、開花期は9月です。

別名:マンジュシャゲ

分類:ヒガンバナ科

引用元:園芸大図鑑 株式会社ブティック社
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