秋の七草をひとつ

黄色い「おみなえし」の花


まだ暑い日差しの中、
通る道沿いに、黄色い花を沢山咲かせた「おみなえし(女郎花)」。

黄色い花のおみなえしは、秋の七草のひとつ。
秋の七草は、萩(ハギ)、尾花(オバナ ※ススキのこと)、葛(クズ)、撫子(ナデシコ)、藤袴(フジバカマ)、女郎花(オミナエシ)、桔梗(キキョウ)。

七草がゆとして食べる「春の七草」とは違い、
秋の七草は眺めて楽しむもの。
涼しくなってきたら、少しずつ見つけたいと思っていた七草ですが、
ひとつ、思わずひと足早く、秋を見つけたました。


[オミナエシ]

秋の七草のひとつとして、万葉集にも登場するほど昔から親しまれてきました。「オミナエシ」という名前は、「女飯(オンナメシ)」が変化したものという説があり、女性の食べ物とされた粟飯の色に花の色がにているだとか。確かに、茎の先につける黄色の小さな花は粟粒のようにも見えます。和花のイメージが強いですが、洋風にも使えます。独特の匂いがあるので使いすぎには注意しましょう。

和名:女郎花(オミナエシ)

分類:オミナエシ科オミナエシ属

引用元:花屋さんで人気の469種 花図鑑 株式会社西東社
おみなえし(女郎花)