楓蔦黄 もみじつたきばむ

10月下旬の霜降(そうこう)、
七十二候の末候の
「楓蔦黄」(もみじつたきばむ)

時期は、おおよそ11月2日~11月6日ごろ。
木々の葉が黄色や赤色に色づきはじめ、各
地からの紅葉の便りも聞かれるようになっ
てきます。

紅葉の主役ともいえる紅葉(もみじ)や楓
(かえで)。また他に、街路樹に並ぶいち
ょうも鮮やかな紅葉が見られ、黄色の葉が
道に落ちているのもこの季節らしい風景。

紅葉のこの季節、
少し足をのばし、自然の中での散策やハイ
キングをしたり、温泉につかったりと日々
の忙しさから少し離れ、過ごす時間も大切
にしたい。


[モミジ類] 一般に「もみじ」と呼ばれているのは、最も代表的なイロハモミジ(伊呂波紅葉)、オオモミジ(大紅葉)、ヤマモミジ(山紅葉)の3種類です。おずれも赤く紅葉することが多いですが、黄色くなるものもしばしばあります。イロハモミジやオオモミジは主に太平洋側の地方に生え、ヤマモミジは雪の多い日本海側に生えます。これら3種類から多くの園芸品種がつくられ、庭や公園、お寺などに多く植えられています。「もみじ」「かえで」という言葉はよく似ていますが「かえで」はクロジ科カエデ属の木だけをさすのに対し、「もみじ」は紅葉する木すべてをさす場合もあります。

[カエデ類] カエルの手のように裂けた葉がカエデの名前の由来といわれます。モミジ類も含め日本には約27種類ものカエデが分布しています。特に寒い地方にはカエデの種類が多く、いずれも紅葉が鮮やかで、赤、オレンジ色、黄色などに美しく紅葉します。葉の形はさまざまで、中には切れ込みがない葉もあります。暖かい地方ではカエデ類が町中に植えられることは少ないのですが、中国原産のトウカエデ(唐楓)は都市部の街路樹や公園にたくさん見られます。カナダの国旗には、サトウカエデ(砂糖楓)というカナダ産のカエデが描かれていますが、この木の樹液からはメープルシロップがとれることで知られています。カエデ類の樹皮には糖分を含むのもが多く、日本のカエデでもイタヤカエデ(板屋楓)などからメープルシロップをとることがきでます。

引用元:葉っぱで調べる身近な樹木図鑑 株式会社主婦の友社

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