露地栽培やプランターなどで育てているピーマンも、この頃はぐんぐんと大きくなってきます。
生でも食べられ、メニューは幅広いく便利なひとつです。
また、成分としても栄養価がとても高い食材。特有の少し感じる苦みが美味しく、熱をとおせば柔らかく甘みも感じられます。
見た目の色もアクセントに。サラダに入れたり、野菜炒め、オリーブオイルなどの油を変えてた炒め物。また肉類と合わせたもの、ピーマンの形を利用したメニューなどなど、なにとでも相性も抜群。
さらに美味しくなるこの時期、今度は何を作ろうかな。
ピーマンには、油を使った調理法がおすすめ
ビタミンCの含有量はトマトの約4倍
[ピーマン]
ピーマンはとうがらしの仲間で、辛みが少ない品種を赤くなる前に収穫したものです。ピーマンの特徴でもある苦みものとになっているのは、メトキシピラジンという成分。このピラジンの香りには血流改善効果があると言われています。他にもビタミンCとE、βカロテンも含み、抗酸化作用による老化防止や美肌効果も期待できます。さらに、ビタミンCの働きを助けて毛細血管を強化するビタミンP(ヘスペリジン、ルチン、ケルセチンなど)も含まれています。ピーマンのビタミンCは熱に強いのが特徴。脂溶性もβカロテンの吸収率と高めるため、油を使って炒める、揚げるといった料理法がおすすめです。
引用元:食材辞典 株式会社学研プラス