オリーブの新漬

10月になり、朝のウオーキングでは風が冷たく
感じられるようになりました。

先日も毎日通る道、街路樹のいちょうの木の葉
も、気がつけば黄色く色づき、あれほど暑かっ
た日がずっと前のことのように感じます。

そしてこの時期、季節ならではのひとつともい
える「オリーブの新漬」が食べられるとき。

オリーブの実の収穫は9月ごろから。その収穫さ
れるオリーブの実は、ひとつひとつ手摘みで収穫
されます。収穫の後、葉やキズついた果実を選別
し、渋抜きの加工、漬けこみを経て、いよいよ食
べられるオリーブの新漬になるということです。
そのままでも、またサラダ、パスタなど、何とで
も相性もよく、味わい、食感があとをひきます。


オリーブ Olive

地中海地方を代表する果樹で、平和のシンボルとして古くから愛されています。人気のオリーブオイルはオレイン酸を多く含み、心臓血管や消化器官の不良、肝臓障害や糖尿病など、数多くの症状の予防や治療に役立つとされ、現在でも研究はすすんでいます。また、加工される実も、多くのミネラルを含み、健康果実として親しまれています。6月ごろ、香りのある小花が開花し、9~10月にかけて収穫できます。実が青いうちに収穫したら、塩水に1日つけて渋を抜いて加工します。

原産地:地中海地方

分類:モクセイ科

引用元:園芸大図鑑 株式会社ブティック社