はるかぜこおりをとく 東風解氷

2月上旬の立春(りっしゅん)のころ、七十二候の初候では
「東風解氷(はるかぜこおりをとく)」

東風は春風のことを言い、ふく風が少しづつ暖かく感じられるようになります。あたたかい風が吹くごとに凍っていた氷もとけだしてくる時期です。

立春を過ぎると、すっかり春になるような気分に。
風や木々や草花なども春の風景へとか変わり、花屋さんの店頭で鉢植えのチューリップをみかけました。

春らしい花々も楽しみなころ、各地で「いちご狩り」のシーズンも。
「〇〇分食べ放題」などでいちご狩りを楽しむのも最高です。温かく明るいビニールハウスの中には、いちごがいっぱいに実り、大きないちごを見つけたときは思わず誰かに見せてニコニコ。
この時ばかりは食べ過ぎてしまってもいいかも。

いちご10粒で1日のビタミンCを摂取

ビタミンCが豊富で、小ぶりなものでも10粒ほどで1日のビタミンCの必要量を摂取できます。ビタミンCには抗酸化作用があり、細胞の参加を抑え、老化防止や動脈硬化の予防にも役立ちます。また、ビタミンCには細胞の結合組織であるコラーゲンの生成を促す働きがあるため、肌にハリを与え、美肌をつくる効果なども期待できます。さらに赤血球をつくる働きがある葉酸も多く、貧血の予防・改善にもお勧めです。

引用元:カラダによく効く 食材のはなし 株式会社学研プラス