菊花開 きくのはなひらく

菊は国内の「切り花生産量」の1位

10月上旬の寒露(かんろ)のころ、 七十二候の次候では
「菊花開」(きくのはなひらく)

時期は、おおよそ10月13日~10月17日ごろ。
色どりどりの菊の咲くこの季節は、
各地でも菊のお祭りの時期。

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花のなかでも、キク(菊)は見ることも多い
とても身近な花。
国内の切り花の生産量をみても、
キクが1位、2位はカーネーション、
3位はバラと続きます。
キクも引用にもありますが、扱いやすく
色もカラフルにあり、切り花のもちも良いので
何かと便利に使えます。
花も、種類や量によっては花瓶などで
生けておくだけでも、香りの強いものも。
その中でも、キクの香りはほのかに香り、
比較的場所を選ばずに
飾れるのも良いところです。

切り花は、花のもちも短いですが、
これからの気温で、日もちもよく、
眺めに鑑賞できる良いときです。

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また、これから各地で開かれる「菊祭り」、
ちょっと近場で開かれる菊の花のお祭り、
立ち寄ってみると、
見事な大きい菊や見たことない品種の菊、
一株と思えないくらいの沢山の花を
咲かせた菊など、感心することばかり。


[キク]

菊といえば仏花のイメージが強かったのはひと昔前の話。最近では、ヨーロッパなどで品種改良された洋菊を中心にさまざまな花型のタイプが出回り、アレンジやブーケなどにも使われています。お祝いごとに使うのはかまいませんが、お見舞いには気にする人もいるので避けたほうが無難です。アレンジする時は、短めにカットして、花の面がよく見えるようにすると洋風のイメージが強くなります。清々しい独特な香りがあります。

分類:キク科キク属

和名:菊(キク)

引用元:花屋さんで人気の469種 花図鑑 株式会社西東社
ポンポンマム