楓蔦黄 もみじつたきばむ

形の似ている「もみじ」と「かえで」

10月下旬の霜降(そうこう)のころ、 七十二候の末候では
「楓蔦黄」(もみじつたきばむ)

時期は、おおよそ11月2日~11月11日ごろ。
もみじ、楓、蔦などが紅葉の見ごろ。
秋の紅葉と言えばもみじ、

真っ赤に色づき、中には黄色や緑色も混ざり、
その風景は眺めるだけで満足な気分。
形のよく似ている「もみじ」と「かえで」。
同じムクロジ科カエデ属、葉の形は似ていますが
葉っぱをじっくり見ると周りのギザギザや
切れ込み具合など、違いがよく分かります。

普段は車で通り過ぎる道や公園も
散歩やウォーキングではちょっと立ち止まって。
紅葉している木を見上げたり、
落ち葉を見つけて図鑑で探してみたり、
この時期の過ごし方もいろいろ。


霜降、紅葉が見ごろに
二十四節気での霜降(そうこう)、2023年の霜降は10月24日(火曜日)すっかり気温が下がり、寒くなりました。そしてこれからは、木々が色づき各地でも紅葉が見ごろの時期。紅葉を見ながらのお...


[モミジ類]

紅葉の主役と言えば、だれでもがよく知るモミジ類です。一般に「もみじ」と呼ばれているのはもっとも代表的なイロハモミジ(伊呂波紅葉)をはじめ、オオモミジ(大紅葉)、ヤマモミジ(山紅葉)の主に3種類です。いずれも赤く紅葉することが多いのですが、黄色くなることもしばしばあります。イロハモミジやオオモミジは主に太平洋側の地方に生え、ヤマモミジや雪の多い日本海側に生えます。「もみじ」と「かえで」という言葉は似ていますが「かえで」はムクロジ科カエデ属の木だけをさすのに対し、「もみじ」は紅葉するすべてをさす場合もあります。ここで紹介した3種類はカエデ属なので「かえで」にも含まれます。イロハモミジは「イロハカエデ」という別名もあります。

引用元:葉っぱで調べる身近な樹木図鑑 株式会社主婦の友社

[カエデ類]

カエルの手のように裂けた葉が「カエデ」の名の由来といわれます。モミジ類もふくめ、日本には約27種類ものカエデが分布しています。特に寒い地方mにはカエデの種類が多く、いずれも紅葉が鮮やかで、赤、オレンジ色、黄色などに美しく紅葉します。葉の形はさまざまで、中には切れ込みのない葉もあります。暖かい地方ではカエデ類が街中に植えられていることは少ないのですが、中国原産とトウカエデ(唐楓)は、都市部の街路樹や公園に沢山見られます。カナダの国旗には、サトウカエデ(砂糖楓)というカナダ原産のカエデが描かれていますが、この木の樹液からはメープルシロップがとれることで知られています。カエデ類の樹液には糖分を含むものが多く、日本のカエデでもイタヤカエデ(板屋楓)などからメープルシロップを取ることができます。

引用元:葉っぱで調べる身近な樹木図鑑 株式会社主婦の友社


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