玄米の食物繊維

玄米はお米のもみ殻だけを取りのぞいたお米。
そして白米はぬかや胚芽も取り除いたものです。そのため、玄米は白米に比べて取り除かれる部分が少ないことで、食物繊維やビタミン類など多くの成分が沢山含まれています。

栄養成分が多く、白米とはまた違う風味や食感があります。

糖質の代謝がよく、エネルギー源に

活力アップや疲労回復にも役立つ玄米

[玄米]

玄米とは、もみ殻だけを取り除いた米です。ぬかや胚芽を残すので、白米や胚芽米より栄養価が高いのが特徴です。特に多いのがビタミンB群。中でも糖質の代謝を促すB1は、白米の約8倍もの量が含まれています。そのため、糖質の代謝がよく、米のでんぷんがエネルギー源として利用されやすくなるので、活力アップや疲労回復にも役立ちます。抗酸化作用のあるビタミンEも白米より非常に多く、また、必須脂肪酸であるリノール酸も多く含まれているので、動脈硬化の予防効果が期待できます。食物繊維は白米の約5倍。そのためやや硬い食感で、消化・吸収もよくありません。よく噛むことによって満腹感を得やすく、腹持ちがよいことからダイエット中の主食にぴったりです。

引用元:食材辞典 株式会社学研プラス

炊き方は玄米を6時間以上水に浸します。
水は白米の約1.5倍で圧力鍋や玄米の炊ける機能のある炊飯器や土鍋などで炊きます。

玄米は食べたいけれどもっと手軽に食べたい、そんな時は、玄米のレトルトや玄米のお餅、パン、コーヒーなどを利用するのもよいのでは。